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 サッカーのある風景 05/05/02 (月) <前へ次へindexへ>

 こういうご無沙汰は、我ながらよろしくないと思う


 文/竹井義彦
 それでも朝ゆっくりできるのでまだ助かっている。が、ほとんど毎日、日付が変わってから帰宅している。3月は土日もほとんどない状態で、ただ会社に出かけることだけが最優先事項という日々が続いている。

 そう、困ったことに現在進行形なのである。
 まとまった時間などどこを探してもなく、考え事はおろか、なにかを書くという時間すら満足になく、毎日書くことに意味がある日記ですら、滞りがちで、何日も前に遡って辛うじて、つまらぬことを書き飛ばしている状態だ。それでも世間は動いていて、当たり前の話だが、時間はなにごともなかったかのように流れている。

 日本代表は、ともかく2勝1敗という成績で、二次予選の前半戦を終えた。
 予想通りというか、苦戦の連続で、よくここまで運が続くなぁという試合展開で来ている。いや、ここまでラッキーな展開が続くとは、誰も予想できなかっただろう。なにしろ、ロスタイムの逆転弾に、オウンゴールで2勝しているのだ。ここまで都合のいい脚本を書いたら、きっとみんなにそっぽをむかれるだろうというほどの幸運ぶりだ。もっとも指揮官にいわせれば、いい試合をしていたからこういう展開になったんだ、ということになるんだろう。手に汗握るそんな試合も、実は録画でしか見られないような毎日である。

 J リーグ試合はどうかというと、土日に出勤が続き、なんとか休みを取ることができても、駒林サッカークラブの練習で、スタンド観戦はおろか、日中のテレビ中継は見られない。なんとか夜の試合は観ることができるんだが、スカパーでじっくりと試合を見直すということもできない有様である。時間がないのもひとつの原因だが、マンションの改装工事でベランダのアンテナを取り外さなければいけないせいでもある。衛星放送は、アンテナが命なのだ。

 ということで、サッカーとの距離感がどうのこうのという前に、サッカーと関わる時間がどんどんなくなっていく毎日を過ごしている。やれやれ、と溜息をつくのにも、なんだか飽きてしまった。



 そんなわたしなんだが、わたしの身辺ではいろいろなものが新しくなろうとしている。そのひとつが、わたしがコーチをさせてもらっている駒林サッカークラブである。

 去年、創立30周年を迎えたクラブだが、新年度からクラブの代表が替わることになった。それとともに組織にも変更が加えられることになった。
 横浜市では、小学生のチームを、2学年ごとに区切ってカテゴライズしているという話を以前に書いたことがあると思う。小学校1、2年は「SL」、3、4年は「LL」、5、6年は「L」と呼ばれている。

 駒林サッカークラブはこれまで単独学年での活動が基本になっていた。しかし、環境の変化に伴い、各学年の人数が、単独チームを維持するギリギリ人数になることも少しずつだが増えていき、このままではいずれ学年単独でのチーム編成は難しくなるかもしれないということが予想される事態になっている。

 実は、小学生のチームで少子化だったり、新しいチームの登場で、人数が減ること以外に、頭の痛い問題がある。それは、受験だ。早い子で小学校の4年から塾通いがはじまり、土日は模擬テストなどで潰れる子が出始める。これで試合のメンバーに頭を痛めることになることもしばしばなのだ。チームの人数が多ければ、それでも対処はできる。みんながみんな塾に通うわけではない。うちの子もそうだったが、そのまま近くの公立に行く子の方が多いのだ。人数がいれば、やりくりもそんなに悩まなくてもすむ。

 が、いずれにしろ大きな問題ではある。そこで、駒林サッカークラブでも、単独学年での活動をベースにしながら、「SL」「LL」「L」それぞれの監督を決め、試合によってはこのクラスで活動できるように対応することになった。いま、横浜市では、横浜市春季少年サッカー大会の予選が行われている。駒林サッカークラブでは、これまで「L」としては6年生チームが単独で出場することになっていた。が、今年は、このチームに5年生が何人か加わり、「L」チームとして参加している。



 クラブのもう一つの変化は、クラブの体制に関わることである。
 というのも、これまではそれぞれの代表コーチが、1年生から6年生になるまでの6年間の面倒を見ることになっていた。もちろん、これからも学年の代表コーチはこの形で6年間面倒を見る。が、これまではそれぞれの代表コーチのやり方で子どもたちに指導をしていたのだ。駒林サッカークラブとして、この学年ではこういう目標を設定して、このポイントに注意して指導していこう、という指針がなく、それぞれの代表コーチ任せだったのである。それを、今すぐにではないがクラブとしての活動指針をきちん整備して、指導していくことになったのだ。

 そうそう大きな変化としてはもうひとつある。
 いつの間にか、わたしは駒林サッカークラブの広報担当の事務局メンバーとして Web 管理する役割に就いていたのだ。知らない間にいろいろなことが変わってしまっているわけである。だから、これからどんなに忙しくても、忙しいという理由でなにかを遅らせるようなことになってはいけない。
 と思ってはいるんだが、この原稿にしてもすでに数えるのも嫌になるほど遅れてしまっている。いや、大変申し訳ない。しかし、これを機会に、日付が変わってから帰宅するのにはなんとか慣れて、土日もないような日々だったとしても、やらなければいけないことはしっかりやっていこうと、決意だけは新たにしているところである。

 ところで、連休はたっぷりとサッカーに浸りきることができる人も多いことと思う。が、わたしは祝祭日に関係なく、月曜から金曜までは仕事しなければいけないのである。少しでもサッカーとくっついていたいから、なんとか頑張っていかなければ。

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