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 頑張れ!女子サッカー 05/11/02 (水) <レポートに戻る>

 試合後の選手(日テレ・ベレーザ)コメント
 2005L1 第20節 日テレ・ベレーザvs.東京電力女子サッカー部マリーゼ

 取材・文/西森彰
●酒井與惠(日テレ・ベレーザ)

「今シーズンはシュートに絡んだりするプレーだったり、そういうところは出せているかなっていう感じです。

 やっぱり、こういうチームでキャプテンをやっていると『絶対に負けられない』という感じ。そういうチームなんで、負けたからといって自分ひとりのせいになる訳がないんですけれども、実際には『自分がキャプテンになって負けられない』って思っていました。まあ、そういうプレッシャーはずっと感じながら戦っていました。

 松田さんに監督が代わって最初は手探りの状態だと言っていましたが、手ごたえを感じ始めたのは最近。大一番という試合が最近まで続いていましたし、そういう試合に勝って自信をつけてきたというのはあります。

 まだまだ他のチームもこのままで終わるとは思いませんし、次の全日本女子選手権ではみんなが『ベレーザを倒す!』という意気込みで来ると思います。そういう意味ではチャンピオンというよりも、いつまでもチャレンジャーという気持ちでやっていかないと足元を掬われると思います。

(シーズンの中でキーポイントになったゲームは)平塚でやったTASAKI戦です。途中で10人になって、それでも落とさずに勝ち点3をとれたというのが、すごく大きかったなと思います」


●澤穂希(日テレ・ベレーザ)

「前半のチャンスを決められなくって、試合の残り時間がどんどん減っていく。自分の中でも焦りに似たものがあった。優勝は勝って決めたかった。ラッキーな形でしたが入って良かった。『1点とれば』というよりも、『点をとって失点をしないようにしよう』という気持ち。点をとれて良かったです。

 得点のシーンはよく覚えていないんです。相手のDFがクリアする前に足を出したら、当たって入った感じです。きれいな得点でなくってもゴールに入れれば1点は1点。だから良かったと思います。結構、直ちゃん(川上直子)にボールが入った時には、中をちゃんと見てくれているんで、狙いやすかったです。

 リーグ戦は1試合残っているんで『優勝』って言われると嬉しいんですけれども、次に向かって切り替えて、最後に1試合勝ってきっちりと決めたいです。ただ、優勝自体はやっぱり、素直に嬉しいです。一昨年、私はいませんでしたが優勝できなかったし、昨年は自分もケガとかで出られなかったり。それに試合数が少なかったので、1試合負けると結構大きい。その2年分の悔しさを今年にぶつけました。

 今年、これだけ勝てたのは松田さんの指導が大きいです。練習をやっていても楽しいし、やっぱり毎日いろいろなことを学べる。ひとりひとり個人の選手が凄い目標を高く持ってやっているんで、そういうところが良かったのかなと思いました。チーム内の競争も本当に激しくって、みんなライバルです。それでいてチームの雰囲気も良いです。

 ターニングポイントになった試合ですか? どれだろう。全ての試合がひとつひとつ大事な試合だったし、それに全て勝つつもりだったんで。どれというのはありませんね。負けないでずっとやっていたというのはあって。序盤でふたつ引き分けたのも欲を言えば悔しいし、全勝で優勝したかったというのはありますし。ただ、勝った試合の中にも内容が良くなかった試合というのもありましたし。

 TASAKIの試合の結果は知りませんでした。松田さんはたぶん知っていたと思いますけれども、私たちに言ったら、万が一にも油断しないとも限らないし。試合が終わった後に『知っていた』と言われました。

 優勝はみんなの頑張りのおかげですね。自分も頑張ったつもりですけれども。みんな頑張りました。今回の優勝で自信をつけて、勝ち続けることはもちろん、内容もさらに高い質のプレーができるようにしたいです。選手権はリーグ戦と違って1回負けたら終わり。国体、リーグととったので、やっぱり今年の目標は三冠をとるということ。選手権に向けて頑張りたいです。そんなに時間がありませんけれども、これからしっかり練習をして選手権に向けて頑張りたいです」


●川上直子(日テレ・ベレーザ)

「TASAKIにいた頃は優勝のためだけにやっていたけれど、ベレーザでは優勝プラスアルファまで目指さなくちゃいけない。周りもレベルが高いし、優勝する中でどうやって自分たちがやりたいサッカーを実現するか。

 3順目のTASAKI戦でも3トップを紅白戦で試して上手くいかなかった。それでも監督さんが『3トップを試したい』ということでチャレンジしたり、優勝を目指す中でも守りに入ることがなかった。もちろん、結果がついてくる試合とついてこない試合がありました。今日、優勝が決まりましたけれども、来週もリーグ戦がまだ1試合あるし、全日本女子選手権がある。それが終わってようやく1年を振り返れると思います。

 ガムシャラに優勝だけを目指してやってきたTASAKI時代に比べて、ベレーザに来てからは優勝が当たり前の状態。それに内容をつけていこうと。移籍してもやり辛いというのは全然ありませんでした。まあTASAKIのサッカーからベレーザのサッカーに変わった最初は、やっぱり、頭と体がついてこないこともあったんですけれども。『魅せるサッカー』へ自分なりにはチャレンジしたつもりです。でも、まだ全日本女子選手権もあるし、途中なので。

 松田監督に教えてもらう中で、私は『凄いな』と思うことが多かった。ベレーザに来る時には、監督が松田さんになるっていうことも知らなかったんですけれども、来て良かったですね。(国体不参加、なでしこでも不完全燃焼)だからといってリーグに賭けるっていう想いが別段あった訳ではないです。ただ、他にたくさん代表に呼ばれている選手もいる中で、松田監督が私を使ってくれているのはありがたいと思うし、その期待には応えていきたいと思いますね」


●永里優季(日テレ・ベレーザ)

「今シーズン、一番手ごたえがあったのは点がとれたこと。代表で自信がついたところはあります。(『監督から何か話は?』)特にありません。顔を見てニヤニヤされただけです(笑)。今日はやっぱり点を決めたかったです。チャンスがあったのに決められなかった。(『優勝は決まりましたけれども、次の目標は?』)次にすぐ試合があるので、そこでまた点をとりたい。1点でも多くとりたいです」


●近賀ゆかり(日テレ・ベレーザ)

「(ユニバーシアード・イズミル大会に出場。ユニバー代表では得点王)ユニバーシアードから帰ってきてすぐは、体の切れとかも今ひとつでした。でも普段なかなか試合に出られなかったので、国体で試合に出られたことは大きかったと思います。(この試合も途中出場し、優勝の瞬間はピッチの中)最初から出るのが一番良いですし、途中から出たんですが、全然良いプレーもできずに終わってしまったんで…。次にまだ1試合残っているので、出られるようならその時には良いプレーをして、スッキリと終わりたいと思っています」


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