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 サポーター通信 05/12/12 (月) <前へ次へindexへ>

 ヴィッセル神戸 サポーター通信 〜古さと新しさの、それぞれの負


 レポート/The Stone Roses
 今季のヴィッセル神戸J2陥落については、専門誌などにも論評が書かれていて、ごもっともな内容。しかし、「迷走」という在り来たりな、浅い切り口でしかない。

 ここでとやかく戦術や怪我人などを論ずるつもりは無いし、それ以前の問題。まず古さの負の部分は、フロント・選手・サポーターがヴィジョンを共有出来ておらず、曖昧なまま何シーズンも過ごして来たツケ。クラブに関わる人間が、ただヴィッセル神戸が在れば、それで良しとしてしまっていた。これはサポーターにも責任がある。

 それを一掃しようと、クリムゾンが経営母体になった。その営業努力は素晴らしい。ただ、ビジネスエリートの集団も、プロスポーツのクラブ経営にはハッキリ戸惑っていた。漠然と解るまでに、1年半を費やした。新しさを全面に押し出したが、拙速だったようだ。

 しかし、失敗の歴史から学べば良い。

 サポーターもこの10年でざっと3倍に増えて、クラブのインフラも充実して来た。今年は、ただマイナスだけを抱えた年ではない。プラスもあった。強化・普及・育成のバランス感覚を体得し始めた1年だった。

 奇跡的に残留していた数年間より、今年のJ2落ちの方が、将来への糧になる。結果しか眼中に無いサポーターも居るだろうが、多くのファン・サポーターは方向性を見出しているはずだ。
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