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彩の国まごころ国体


文・写真/トークン

 L・リーグはL2のゲームが先週から再開しましたが、L1は9月19日からです。そして今週はL2のゲームもありません。と、言うわけで本日は『彩の国まごころ国体』の成年女子サッカーのゲームを観て来ました。

 越谷市立しらこばと運動公園競技場及び第2競技場で、準々決勝 の4試合が行われました。しかし並列して行われるため、2試合しか観られませんでした。天気は晴れで、夏を思わせるような日差しでした。直射日光のため、じっと座っていても汗ばんできました。時折吹く風が心地よかったです。もっとも私はL・リーグ観戦で暑さには慣れているのでどうという事はありませんでしたけど。

 第1試合は兵庫代表vs.静岡代表です。ただ静岡は選抜チームですが、兵庫はTASAKIが出ているので圧倒的に有利です。静岡にもL2の清水第八の選手が何人か出ていました。でも11番の中島選手は右足にサポーターを着けていました。膝を痛めたのでしょうか?彼女は豊富な運動量が持ち味なのですが、今回のゲームでは前線に残っている事が多く、その分静岡にとっては戦力ダウンだったと思います。

 ゲームは16分に16番渡辺選手、34分には9番大谷選手がそれぞれ得点しました。彼女は前日のゲームでも2得点しています。さすが、なでしこジャパンのエースストライカーですね。前半は2−0で終了です。さて、国体ではルールがL・リーグとは少し違います。35分ハーフで70分のゲームです。同点の場合は延長戦が行われ、それでも決着しない時はPK戦です。

 大谷選手は後半の始めで交代しましたが、後半も兵庫ペースでした。40分と51分に6番の佐野選手が、59分には10番の柳田選手が、それぞれゴールを決めました。一方、静岡はほとんど相手ゴールを攻撃できませんでした。ゲームは5−0で兵庫の勝利でした。ただ、ほぼ満員の観客席の応援は静岡のほうが大きかったように思えました。

 負けた静岡代表の、大会5位の簡単な表彰式が終わると、すぐに第2試合が始まりました。山形選抜vs.埼玉選抜のゲームです。多少、雲が浮かんできましたが、ゲームの最後まで太陽が隠れる事はありませんでした。観客席もほぼ満員でした。人数的にはやや埼玉が多かった位でしょうか?でも埼玉は始めから最後までほとんど途切れることなく、声を出して応援していました。

 ゲーム開始1分、14番若林選手がゴールの左上隅にシュートを決めました。山形のGKも反応しましたが、まったく届きませんでした。個人的にはこのゴールが一番印象に残りました。あのコースでは誰も取れないと思いました。5分には10番の安藤選手が決めました。早くも2−0です。その後山形のGKも何度かゴールを守りました。しかし、この後が凄い事になりました。10分に7番の岩倉選手が、21分に8番の高橋選手が、27分には法師人選手が、そして29分には再び安藤選手が、それぞれ決めました。これで前半は6−0で終了です。

 前回の観戦記で、私はゴールラッシュと言う表現を使いましたが、今思えば不適切な表現だったかも知れません。何故なら今日の後半のゲームが更に凄い事になったからです。後半はGKの山郷選手が16番の早田選手に交代しました。しかし36分に三度、安藤選手が得点しました。ハットトリック完成です。39分には再び若林選手がダイビングヘッドで得点です。42分には11番の佐藤選手が決めました。これで9−0です。

 更に続きます。58分には若林選手もハットトリックです。ついに10−0になりました!が、彼女は61分にも自身4点目を決めました。それでも埼玉は攻撃の手を緩めません。68分には7番の岩倉選手がゴールしました。これで12−0です。更に69分には安藤選手も自身4点目を決めました!

 結局13−0でゲームは終わりました。完全なワンサイド・ゲームでした。4得点が2人です!2得点の若林選手が目立ちません。L・リーグのゲームより20分も短い時間でこの得点ですから、ゴールラッシュとはこのゲームのための言葉でしょう。準決勝・決勝が平日に行われるのが残念でなりません。兵庫vs.埼玉が観たいですね。
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