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 サポーター通信 05/10/14 (金) <前へ次へindexへ>

 ヴィッセル神戸 サポーター通信 〜ガンバ大阪の抑え方講座


 レポート/The Stone Roses
 さて、残留も風前の灯になっている時にG大阪という強敵と対戦する。正直気迫だけで勝てる相手ではない!これまで何回もリアクションフットボールは駄目だと書いてきた。しかし、G大阪相手は別とも書かしていただいた(過去ログ参照)。つまり、それだけG大阪とは実力差が有り、そして彼等の破壊力は凄まじい。そのため撃ち勝とうとした所で、結果的にはリアクションになってしまう。

 ということから、今回は守り方講座。

まずG大阪の攻撃パターンの分析
1. サイドからの崩しは少ない。せいぜい大黒へのアーリークロスのみ
2. 遠藤のミドルやFK
3. DFラインの選手に合わせるCK
4. 中央での大黒・アラウージョ・フェルナンジーニョのコンビネーション
5. アラウージョの個人技
 
 大別するとこの5つ。

 しかし、1のクロスはほとんど見掛けられないし、遠藤の特技も今季は冴えていない。その一方、3のCKの成功率は高いので要警戒。最大の脅威はもちろん4のFWのコンビプレー。5の個人技に関しては防ぎようが無いかも知れない。

 この攻撃パターンに対して、ナビスコ杯での横浜FMは中盤から前線への配球をカットする対策を講じた。多少のピンチはあったものの、結果120分を零封している。この対応も参考にはなるのだが、ヴィッセル神戸のタレントで遠藤の展開力を止めることが出来るかとなると不安が募る。

 そこで、G大阪の3トップを封じる策を提言する。彼等は中央からドリブルやタッチ数の少ないパス交換で攻め入ってくる。この場合の対応は、スペースを消すこととカバーリングを十重二十重に行うこと。

具体的には、
1. MFとDFのラインを少し下げて、裏のスペースを消す。念のためのスイーパーを配して、徹底的に裏への対応を図る。
2. MFとDFの間隔を狭めて、常にサンド出来る位置関係を保つ。間隔は10メートル。この場合に、MFがDFラインに吸収されてしまってはいけないので、MFは抜かれた場合には深追いしない。
3. MFとDFの2人の関係の中で、一人がボールにアタックし、もう一人は選手に付く。ドリブルで仕掛けられたらズルズル下がらない。後ろにカバーがいれば即勝負。そうしないと、DFラインにMFが引きずり込まれる。
4. サイドは捨てる。サイドに引き出されたら中央でやられる。それにサイドから失点の確率は低い。逆に、G大阪を中央で手詰まりにさせてサイドに散らさせる。これで得意のパターンが減る。武器のCKに持ち込ませないために、サイドで無理にクロスを阻止しない。中で、特にニアだけを注意する。
5. ミドルやFKに関しても守りの優先順位としては後回し。全てに対応することは不可能。確率の低い攻撃は天命に任せるしかない。敢えて手を打つなら、利き足でミドルを打たさないようにコースのケアだけ。
 
 こうやって文字で説明したが、出来ればボードに書きたい。ちょっと解り難いだろうから。正直、このやり方ってチェルシー/モウリーニョのオプションの一つでもあるのだけど。

 ヴィッセル神戸のコーチ陣や選手が、この守備戦術をプロとして理解・実践してくれることを祈る。
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