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 webnews 05/11/10 (木) <レポートに戻る>
松田浩監督(アビスパ福岡)記者会見
第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会 4回戦 FC東京vs.アビスパ福岡


試合を振り返って

 最終的には個の力の差が出たかなという気がします。我々としても、十分にいい選手が揃っている中で、個人の力も十分に発揮してほしかったし、足りない分は組織の力として、主に守備面については、そのあたりの力を発揮して、何とか凌ぎながらカウンターでチャンスを窺うというゲームプランでした。前半に関してはよく凌ぎながらいったんですけれど、後半の最初のゴール、うちの組み立てのミスから、サイドの組織が整っていないところからのクロスで決められたのが、もっとも、いいクロスではありましたけれど、あそこで決められたのが時間帯としては痛かったなという気がします。


今日はメンバーを大幅に変えて臨まれましたけれど、選手たちには、どのように指示をされたのでしょうか。

 1週間の中で3試合、その中間の試合という状況の中では、けが人とか、コンディションの悪い選手が多いんで、状態のいい選手でアビスパを代表するという気持ちで臨んだし、十分に手応えのあるチームとして準備してきました。

 選手に対する指示としては、先ほども言いましたけれど、日頃のトレーニングから培ってきた組織の部分、自分たちが常にやっているサッカーが、どういう形で通用するかということを確認するには、これ以上の舞台はないと。そういう機会だという捕らえ方をしていました。そういう中で最終的には勝つということで、勝つという目標を達して、初めてそれが確認できるし、達成されるという前提の下に、とにかく選手には精一杯自分たちの力をアピールするということと、チャレンジするということに徹してほしいということで試合に臨みました。


リーグ戦の追い込みに向けて、バックアップの選手や新しい力を見極める場でもあったわけですが、そういった観点から見て、今日の試合はどのように受け止めていらっしゃるのでしょうか。

 やはり格上のチーム、J2でいつも手を合わせているチームとは、判断の速さとかの部分で、すごく速い選手と対峙したときに、その選手が持っている能力というもの、技術的なものだけではなくメンタル面も含めて、戦えるかどうかというのもありますけれど、そういう面で、いろんなことが見えた試合だったと思います。

 たとえば、最近、試合に出ている山形辰徳は、まったく遜色なくプレーができているなという感触を得ましたし、長野と柳楽のストッパーは、それぞれ持ち味を出してくれたと思います。ほかの選手に関しても、前半の大塚のスピードだとかもですね。それから、太田に関しては、あの高さがJ1の選手にとっては戸惑いを見せるような高さだと思うんですけれど、そのあたりは武器として相手に問題を起こすことになるんじゃないかということも感じました。そういう選手たちが、リーグ戦の残り6試合の貴重なバックアップとしてやってくれるかなという印象を持ちました。


原博実監督(FC東京)記者会見
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