topnewscolumnhistoryspecialf-cafeabout 2002wBBSmail tolink
 サッカーのある風景 03/07/30 (水) <前へ次へindexへ>

 私のフットボール日記


 文/畦地治
■はじめに(ごあいさつと自己紹介)

 みなさんこんにちは。大阪の貞永さんから「サッカーの文章を書かないか」と誘われて、何気なく「いいですよ」と返事をして3ヶ月が過ぎてしまいました。これからみなさんの仲間にいれてもらうことになりました。よろしくお願いします。

 まずは自己紹介から。私は畦地治(あぜち おさむ)と申します。1955年3月21日生まれの48歳です。前の日本代表監督のトルシエと誕生日がまったく同じです。まあ、トルシエよりは人間的にはまともだと思っています。
 私がサッカーとかかわりはじめたのは1967年で中学1年でした。時はあたかもメキシコ五輪予選の時でした。当時は名古屋市に住んでいて、テレビ観戦で手に汗にぎっていました。1971年(高校1年)に日本サッカー狂会に入会し、以来ずっと会員です。今は狂会の会報を担当して作成しています。1977年の4人でサッカークラブを立ち上げ、現在は一応、少年からシニアまで(日本サッカー協会のカテゴリーでいえば、第1種・・・大人、第2種・・・高校生年代、第3種・・・中学生年代、第4種・・・小学生年代とシニア)180名のクラブの総監督をしています。

 自分も様々なサッカー界の先輩からサッカーの見方、審判の技術、指導のあり方、楽しみ方を教わってきました。50歳を前にして貞永氏から声をかけていただいたのも何かの縁、若いサッカー仲間になにか伝えられるものがあればと思いペンをとることにしました。

                    
1.50への挑戦

 50歳を目前として、私には「50への挑戦」という目標があります。それは次のような目標です。
@ 年間50試合以上の観戦(基本的には有料試合およびそれに準ずる試合)
A 年間50試合の出場(さすがにこれは年齢から見てほとんど無理)
B 年間50試合以上の審判活動(小学生の試合を含めればこれは簡単な目標)
C 年間50試合の小中学生の試合の設定(これも問題なし)

2003年の7月末日までの状況は以下の通りになっています。

@50試合以上の観戦は・・・
 現在23試合です。観戦した中で最高の試合は 先日行われたJリーグ、ジュビロ磐田対ジェフ市原戦です。この試合に関してはいずれ詳しく報告します。

A年間50試合出場は・・・
 はじめっからこれは目標達成をめざしていません。ですから大人の試合50試合としています。自分は出場しなくてもトップチームとシニアチームの試合をコーディネイトします。これで17試合になります。

B審判活動は・・・
 32試合です。

C少年の試合は・・・
 小学生が30試合、中学生が13試合で計43試合

                    
2.最近の試合から

◎7/20(日)Jリーグ 磐田対市原 △2−2 於:ヤマハスタジアム

 前日は瑞穂で名古屋対G大阪戦を観戦し、今シーズン何試合目か分からない引き分け試合を見せていただきました。Jリーグの土日分散開催の是非が言われていましたが、土日開催のおかげで土曜日は名古屋へ日曜日は磐田へというように観戦することができました。試合の3日前に突然磐田へ出かけることを決めたのですが、チケットを取ろうとしたら、かろうじて自由席立ち見だけが残っていました。

 試合内容はすばらしいものでした。前半は磐田の一方的なペース。藤田、名波がとてもいい。特に名波。彼がボールを持つと試合が独特のリズムに入っていきます。やはり近年まれにみる希有な選手だと思いました。その前半に磐田が先制します。磐田理想の展開です。しかし、ここで市原は一歩もあわてません。磐田に先制されてもあわてないところが今年の市原の強いところなのでしょうか。前半を0−1で折り返したところもポイントだったと思います(0−1と表現するあたりに、中立の立場でサッカーを楽しもうと思っていた自分がだんだん市原の立場で試合を見ていたことが窺がえる)。

 後半は一転して市原のペースになります。この市原ペースの時に同点にするあたりも市原の強さは本物だと思いました。それにしてもチェヨンスのPKは何なのでしょう。市原の同点ゴールの入ったサイドから一番遠いサイドにいた私はキックしたあとの出来事がしばらく分かりませんでした。あの場面でチップキックで蹴るとは。磐田にしてみればあんなにバカにされたゴールはありません。チェに脱帽です。さすが韓国、おそるべし韓国です。

 同点で守りに入るかと思ったらさにあらず。いけいけなのです。そこで逆転してしまうとは。参りました。さすが市原。さすがオシム様。そうだ、オシム様に日本代表監督になっていただいたらどうだろう。そんなことが頭をかすめたときに磐田・前田の同点ヘディングシュート!彼があんなに高い打点のヘディングシュートを射てるとは・・・・
 本当にいい試合を見せていただきました。試合後妙な感動に震えました。市原に優勝してほしい。させてあげたいと率直に思いました。市原は優勝に値するチームです。


◎7/23(水)U-22 日本対韓国 △1−1 於:東京霞ヶ丘競技場

 U-22日本対韓国戦を見るために東京へ出かけました。夏休みということで青春18キップを購入し東海道の在来線での旅です。浜松で最初の下車。駅の近くにある浜松楽器博物館へよりました。なかなかの博物館です。ジュビロの試合を見に来たついでに寄るといいですよ。

 それでは試合内容について。正直言って内容にはがっくり。よく負けなかった。これだけが成果の試合でした。それにしても青木君、またやりましたね。彼は周りが見えているようで、案外見えていないのでは・・・・。GKの川島君、ハイボールにあれだけ弱くてはなんともならない。名古屋の楢崎がいかにすぐれたGKかということがあらためてわかってしまいました。アテネの本大会ではオーバーエイジはまた楢崎を使うのでしょうか!?

 山本監督の選手起用にも疑問が残りました。あの試合の位置づけをどのように持って臨んだのだろうか?五輪最終予選までに強豪チームとの対戦は限られているはず。たまには「今日は内容は度外視してでも勝ちにいけ」という闘い方が必要になってきます。あの日の試合はそのシュミレーションとしては最適の相手ではなかったのでしょうか。それなのにあの選手交代では・・・。選手に「経験をつむだけでいいよ」というメッセージを送っただけではないでしょうか?

 最終予選でイランやサウジアラビアなどが入ってくることも考えられます。そのでアテネのキップは1枚だけしかありません。まあそうはいっても「アテネには行ける」と確信しているのですが・・・。出場するだけで感動する時代は終わりました。本大会でメダルをめざさなくてはいけません。それにしてはチームがひ弱すぎるし、ミスで失点するのもいただけないところ。プサンアジア大会決勝もそうでした。今年、4月1日に豊田で行われたコスタリカ戦もそうでした。そして今回もでした。

 とりあえず私の第1回目の通信はここまでとします。次回は私の主宰しているサッカーチームの現状について述べてみたいと思います。
<前へ次へindexへ>
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送