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 webnews 05/06/29 (水) <レポートに戻る>
前田秀樹監督(水戸ホーリーホック)記者会見
2005Jリーグ ディビジョン2 第18節 水戸ホーリーホックvs.アビスパ福岡


試合を振り返って

 今日のゲームは前半を振り返ってみまして、1本くらいですか、相手の決定的なのを本間が良く防いだなと。後は、うちのペースでボールポゼッションして、ボールをつないで、最後まで行って、シュートらしいシュートを打てたのかなと。福岡さんに対して、ある程度までボールをしっかりとつなげて、今までの1トップにどんどん蹴るというのではなくて。そういう意味では良く出来たんじゃないかなと思います。あるいは、前からのプレスが機能したというのが前半でした。仙台戦もそうでしたけれど、すごくいい守備が出来たんじゃないかなと思います。今日は、それプラス、デルリスが入ったこともありますけれど、相手を脅かすような攻撃ができたんじゃないかなという感じですね。

 後半もそのまま行って、むこうが手を打ってくるだろうと、案の定、196センチの大田を出してきて、トップ下にグラウシオが入ったと。うちのほうは、マルキーニョ、森田が息切れしていたと。まあ、この両方を代えるわけにはいかないんで、入ってきたら3バックにして3−4−3のシステムにして戦うということで、その通りにシステム変更をしました。決して守りに入ったわけではなくて、3トップ気味にしてサイドの高い位置でクリアボールを拾えれば、もっとチャンスになるだろうという狙いで、そういう采配をしました。あとは体力的に森田が持たないという状態だったんで磯山に代えたというところです。

 それにしても90分間、いい戦いをしてくれたんじゃないかなと思います。


福岡の松田監督はピッチコンディションに苦しんだと仰っていましたが、ピッチコンディションの影響はなかったのでしょうか。

 どういう意味で松田監督がピッチコンディションということを言われたのか分かりませんし、もちろん、福岡は素晴らしいグラウンドですけれども、ただ、それと戦術的にどうだったのかというのは違う面があると思いますね。むしろ、うちの戦術的にマッチアップされたんじゃないかということと、あまり手がなかったんじゃないかということだと思います。アレックスの上がりというか、ドリブルと中に入っていくという、そういうところの崩しが出来なかった部分があったんではないかということだと思います。ですから、ピッチコンディションがどうとかじゃなくて、ある程度、戦術的な部分で福岡さんが上手く出来なかった部分が大きかったんじゃないでしょうか。


先ほど3−4−3というお話でしたが、吉瀬選手を入れて3−4−3にしたということでしょうか。

 そうです。というのは、太田でトップがでかいということと、有光が入ってトップ下へ流れるということで(相手が)3トップ気味になりましたから、当然、うちとしては1人余らさないと、やられてたですよ。中盤がプレスかからなかったですから、そうしないと、どんどん拾われて、どんどん押し込まれるような状態。あの時間帯はすごく苦しんだでしょうね。ですから、早く手を打たないと、点を取られてから動いても遅かったでしょうね。決して守りに入ったわけではない。ただ、吉瀬を高い位置に持っていって、須田を高い位置に持っていったということだけで、関も、あるいは森田もそうですけれど高い位置でプレーさせたということですね。運動量の多い秦を中盤に持っていって、それで凌いだという形です。


最後のところがつめ切れませんでしたけれど、積極的な攻撃だったという印象がありますが。

 そうですね。相手のボールを高い位置で取れたということで、それで前に行く勢いができたんじゃないかなと思います。それともうひとつは、コンディションも良かったですね。動きが切れていましたから、全員、いいコンディションで戦えたんじゃないかなという感じがしました。


松田浩監督(アビスパ福岡)記者会見
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