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 頑張れ!女子サッカー 05/11/02 (水) <レポートに戻る>

 松田岳夫監督(日テレ・ベレーザ)インタビュー
 2005L1 第20節 日テレ・ベレーザvs.東京電力女子サッカー部マリーゼ

 取材・文/西森彰
「今日は『引き分けか勝ちで優勝だ』ということは認識していましたが、そこだけに意識を集中すると良いサッカーができない。『今日のゲームに集中しよう』ということを、最初に選手たちに言いました。

 プレッシャーが厳しいのも承知はしていましたし、向こうのゴールを守る意識がしっかりしているのも承知していたので、こういうゲームになるということは認識していました。ただ、最後のシュートの場面でもう少し工夫も欲しかった。こうやって得点を積み重ねて優勝ができたということを考えると『もっともっと得点に対する貪欲さを身につけなければいけないな』と思いました。

 全体的な流れは、攻撃の部分では得点できなかったこと以外、目指してきたことはできましたし、守備に関しては厳しいゲームの中で『しっかりと失点をしない』ような意識が最後まで発揮できたので、ゲームの内容は満足しています。選手たちが勝つことに関してすごく強い意識を持っていた。それをプレーで出せたということが今日のゲームで一番の収穫だったと思っています。

 ウチのリーグの目標は『負けない』というより『勝つ』というもの。それを実践していったんですけれども、TASAKIさんもしっかりと落とさずについてきていたので、そういう意味では、試合前に選手たちが『勝たなければ』と縛られたこともあったと思います。まあ、時期もありますが、全ての試合が厳しくて、それをしっかり勝ち上がってこれたのがこういう結果につながったと思います。6月のTASAKI戦が、今、振り返ればキーポイントになりますけれども、TASAKIさんが他に落とさないということを考えると、それ以降のゲームもポイントだったし、それらをとれてきたことがこういう結果につながったと思います。

 TASAKIの結果(12:00キックオフで伊賀FCくノ一とスコアレスドロー)をボクは知っていましたが、選手には伝えませんでした。TASAKIが早くゲームを始めるというスケジュールは、選手たちも知っていましたけれども『相手の結果うんぬんではなく、自分たちが勝って決める』という意識を強く持つために伏せました。

 今シーズン、頑張った選手は全員なんですけれども、FWが少ない時期に大野、永里がよく点をとりました。特に永里については、シーズンを通してできたというのが非常に大きな収穫です。守備については、ケガ人が出て苦しい時期もあったんですけれども、ほぼフル出場の四方を軸にしてコンビを変えながらできた。

 後は酒井ですね。プレーはもちろんなんですが、今年からキャプテンということで、グラウンド以外でもいろいろな気配りをしていましたし、彼女自身もそうすることで一歩上にいけたかなと思います。ポジション的なこともありますけれども、守備でも攻撃でも上手くまとめている。今までは自分の周りのことを中心にやっていたと思うのですけれど、全体を見ることで彼女自身がワンランクステップアップするという期待を込めてキャプテンにしました。

(今日の選手交代は)荒川、永里、大野とFWタイプの選手が3人いるので動きが重なって。上手く噛み合うと超攻撃的な形になるんですが、今日みたいに重なったり、相手のプレッシャーが強くなったりすると機能しなくなるところもあった。今日、代えたのは永里でしたけれども、2列目の選手を足すことで解決していけたらなと思いました。

 ウチとしては速攻はもちろんですが、もう少しスピードをコントロールしたかった。相手が速攻を主体としてくるチームなので、それに対してウチは別の色をと考えていたんですが、相手も前がかりになってスペースが空いていたので、お互いに速攻のかけあいみたいな展開になってしまった。あれはボクとしては本意じゃない。あの辺をもう少し使い分けたかった。もちろん、前が空いていれば行きますし、後ろの選手がもう少しついていって、ボールを奪われた時に相手のカウンターを受けないようにもうちょっと考えていければ。

 攻撃的に行くかわりに守備がおろそかになったら、元も子もない。そこで高い位置で守備をすることで、攻撃に使う時間を多くしたい。相手が長いボールを使ってくると、怖がって後ろに下がり気味になるんですけれども、選手たちには『守備を高い位置から始めよう』と伝えていました。『ゴールを守るための守備ではなく、ボールを奪うための守備を実践していく』というのを今シーズンは特に意識させました。今日に限らず、年間を通して言っていたのは『守備をしている時に攻撃のことを、攻撃している時に守備のことを意識していればつながる』。もちろん、全ての選手がそれをできる訳ではないんですけれども、今日の試合は比較的それができたと思います

(『いよいよ三冠が近づいてきましたが』)まあ、リーグ戦もまだ1試合残っていますし、勝つサッカーを引き続き持って生きたい。『もっと上手くなりたい』『もっと強くなりたい』と選手たちは思っていますので、短い期間ですけれどもさらにレベルアップして選手権につなげていきたいと思っています」


試合後の選手(日テレ・ベレーザ)コメント
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