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相性の悪いFC東京・味スタにレッズの連勝終止符。
2004Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ第6節 FC東京vs.浦和レッズ


文/かつみくん

 今回レッズはアウェーの味の素スタジアムでFC東京戦。このスタジアムは屋根が2階を覆い声援が反響するため、気分良く応援ができる(私は2階席)!しかし、味スタ・FC東京もまったくいい思い出がない。今年の1stでFC東京にはやっとリーグ戦初勝利の相性の悪さ。ただし、多くのレッズサポは開幕からの勢いを信じ、完売のアウェー自由席のチケットを持ってスタジアムに駆けつけた。

 今節はアルパイ累積警告、監督の帰国、そして(一番痛いの)好調山瀬の長期離脱と予期せぬことが重なったため4日間どんなメンバーで臨むのか不安であった。試合前の選手発表。アルパイの代わりは内館で予想通りだったが、山瀬の代わりには平川の名前が上がり、レッズサポの中でどよめきが起こる。みんな山瀬と同じ位置で出るはずはないと思っているため、どんな布陣で始まるのかキックオフを不安を抱えながら、楽しみに待つ。

 キックオフ前、選手がピッチに広がりポジションを確認すると左からアレックス、エメルソン、永井の3トップであった。FC東京が4バックであるための采配か、または調子がいいメンバーで組む中盤がこの形か?

 試合開始後、楽しみがあっという間に消え去り、不安が増大していく。レッズはボールが収まらない、こぼれ球が取れない、シュートが打てない。よく見ると、FC東京のバックラインが以上に高い!これで、裏に走りこむ選手にワンクッション→パスを出せる、さらには自分も走りこめる山瀬がトップ下にいれば面白かったが、中盤の駒が欠ける。

 さらに目立つのが、アレックスの悪い癖。パスを出さず、ドリブルを多用し、強固なFC東京DFに突っかけて行ってはボールを奪われるため、まったくレッズの攻撃が機能しない。対するFC東京はケリーのキープから加地等、サイド攻撃、裏への抜け出しが面白いように決まり、守りでもあっという間にレッズの選手を囲みシュートを打たせない。前半はレッズに点が入る雰囲気がなく、FC東京に押されている印象で終了。



 ハーフタイムがきっかけで何かしらの好転を期待したが、後半開始後、前半同様レッズはシュートを打てない。そうこうしている内にコーナーキックからFC東京に点を入れられる。ここでDF内館に代え達也の投入。『4バック?おいおい、達也を入れるにしてもそんな布陣やったことないだろ!』

 ここで、冷静な観戦はできなくなった。一回一回のチャンスにレッズサポが一喜一憂し、攻撃陣は増え押せ押せで向かったが、FC東京の守備が強い、強い。。。慣れない布陣にレッズのDF陣も踏ん張ったが、やはりFC東京の強い壁は最後まで崩れなかった。

 試合後、まだ順位でトップにいることを確認し、『ここら辺でいい意味での小休止になった!』と自分を納得させ、肩を落としながら家路に着いた。FC東京のDFが強かっただけで、レッズの歯車が狂っていないことを願いつつ、ホーム負けなしのレッズがG大阪をどのように迎え撃つのか、日曜日はしっかりと駒場へ応援に行こうと思う。
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