topnewscolumnhistoryspecialf-cafeabout 2002wBBSmail tolink




<前へ次へindexへ>
今日は素直に喜びに浸りましょう
2005Jリーグ ディビジョン1 第17節 アルビレックス新潟vs.名古屋グランパスエイト


文/石毛大介

 6月11日のナビスコカップ対浦和戦以来のビッグスワンでの観戦。やっぱりホーム観戦は楽しみなもの。久々に乗る新潟行きへの新幹線。また今日からリーグ閉幕まで何度乗るのでしょうか。というかそろそろバス通いも視野に入れなくては・・・と考えながら新潟へ到着。

 改札を出ると、どこかで見たことある方が・・・。今回と前回のU−20日本代表を率いてワールドユースを戦った大熊前監督が。すかさず握手を求め、今日は何しに来たのか聞くと、ただ試合に見に来たのだということですが、おそらく翌日のユースの試合観戦だと思います。今日のアルビ対名古屋の試合を観戦したのでしょうかネ。そして大熊さんから「名古屋から来たんですか?」と聞かれたので、「いえ東京在住で年間シートを買って、試合のたびに新幹線で来てるんですよ」と答えると「えぇ〜・・・ それスゴイなぁ・・・」と驚かれてしまいました。そりゃあそうですよね・・・、僕も大熊さんに認められたアルビバカということですかネ・・・。アハハ・・・。


 今日の相手は優勝争いをしている名古屋。アルビに負けるわけにはいかないでしょう。下位への勝点の取りこぼしは命取りですからネ。そうなるといくらホームでもアルビにはかなり厳しいかな、と。僕のホーム観戦不敗神話も今日で終わりか・・・。何てことを考えてしまいました。

 やはり中盤は圧倒的とまではいかなくても名古屋に支配されます。クライトン経由で藤田や中村に回りアルビ守備ブロックが対応に追われます。しかしアルビが誇る専守防衛ブロックで何とか迎撃します。もちろん多人数での対応。PA内に名古屋の選手が3人いたら、その倍の6人くらいがPA内で迎えます。これだけ人数をかければ、いくらボール回しが特色とはいえ、そうそう打ち破られるものではありません。でも見ているこっちは本当に90分間ハラハラドキドキでしたヨ。勝ち試合なのにこんなこと言うのもなんですが、要所要所ではルーズな場面もありました。

 フリーな選手、スペース、ボールホルダー・・・。ルーズではなく、あえて放しておいて自分のテリトリーに入ってきたら迎える、という余裕は個人的にはあまり感じないので、人数かけるものいいけど、もっとリスク負ってチャレンジして欲しいと常に思っています。今日のゲームでも試合後の反さんも言うように「出足の一歩、最後の一歩。そういうところが勝利に導いたと思っています」と語っていますが、まさにそのとおりだと思いますが、僕はその「一歩」をもっと早い段階で高い位置でやって欲しいと思います。そういうチャレンジをして相手を圧倒した試合を見せてくれたことがあるわけですから、僕はできないとは思っていません。

「走るアルビサッカー」を標榜しているのですから、単にカウンターで一気に前線へ、も、もちろん重要ですし、アルビの得点シーンの代名詞でもあるので全否定は絶対しませんが、それだけではなく攻守にアグレッシブで相手チームがボール回しすると、いつも必ずアルビの選手がついきて(目の前に現れる)、キツいプレッシャーで相手を困らせる、仮にいなされてもまた現れる、そんなサッカーを勝ち負けに関係なく披露してほしいと思います。

 相手がボール回しをするものの、中盤からDFラインの守備ブロックが走りまくってのDF、MFとDFが入れ替わってもバランスが崩れず焦る相手チーム。中盤でボール奪取後、すかさず前線へ。そこへ走るはエジ、慎吾、優作。エジの足元にボールが入ると、得意のコネコネドリブル中央突破。そこから左を駆け上がる慎吾へ。深くエグッて折り返し、優作の相手DFを潰れる。そこへ走り込んだ選手がシュート!!(誰かは皆さんにお任せします) 鼻の穴がこれ以上広がらないってくらい興奮すること間違いなしですね・・・。かなり長くなりました・・・ 失礼・・・


 今日は久々の勲と優作がスタメン。100%というわけでないにせよ、優作はクサビをもらおうと体を張ったプレーを随所に見せてくれましたし、DFの裏を狙おうという動きも見せてくれました。勲も、もっと激しくアタックしてもいいんじゃない、と思いましたが攻守に絡む、決して受身一辺倒ではないプレーを見せてくれました。優作はエジとのコンビ、勲は桑原とのコンビで、久々のスタメンとは思えないパフォーマンスを見せてくれました。今後も期待したいと思います。他にも、テラが決定的なシュートを何本か外しましたが、運動量にものいわせた攻守に絡むプレーは気持ちが良かったです。

 前半はチャンスの数は五分五分かと。しかし中盤のポゼッションは明らかに名古屋かと。「0−0で終わったのはいいけど、中盤の支配率からいくと、ちと心配だな・・・」。しかしその心配は杞憂に終わり後半だけで3得点。得点後も、ここ数試合であった得点後の失点もなく、引くこともなくアグレッシブにプレーしたと思います。3得点についてですが、最近エジのヘッドをよく見る気がします。足技だけじゃないというところを見せてくれているのが嬉しいですし、リマのFK以外の得点も。そして最近ゴール量産の喜多。鹿島戦は偶発的な感じが個人的にはしましたが、でもここ最近はかなりの確信シュートだと思います。いや鹿島戦も確信シュートだったら申し訳ないですね・・・ 

 あと個人的には青野に期待大なんです。試合後も反さんもコメントしているとおり評価は上々だと思います。攻守にアグレッシブで共にボールが落ちつきまし、スペースを見つけては走り込んで、パスを要求する姿を何度も見ました。またDFでもプレッシャーを与えて、場合によってはビッタリマークで球際に強いDFも見せてくれました。



 今日の試合はゴール裏も相当な気合が入っていたようで、僕の周りからも「今日はずいぶん声でてるなぁー」と。スタンドとピッチの強い気持ちが今日のビッグスワンに大きなうねりとなって表れた結果かもしれません。

 今日は試合経過については全くといっていいほど触れてないような気がしますが・・・。書いていてあれもこれもになってしまい、収拾つかない観戦記になってしまいました・・・。まぁ上位チームに完封勝利ということでご了承ください・・・。
 次はアウェイの大分戦。現在アルビより下位ですので、何とかして勝点3が欲しいものです。アウェイ未勝利ですからね。でも侮れません・・・。僕はこの試合観戦する予定です。では。
<前へ次へindexへ>

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送