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 サポーター通信 05/11/25 (金) <前へ次へindexへ>

 鹿島アントラーズ サポーター通信 〜完敗、しかしまだチャンスはある


 レポート/青山ケイ
 戦前から予想はしてはいましたが、小笠原不在のアナはやはり大きかったのでしょうか。大分戦ではアレックスのゴールで今日こそ勝利かと思いきや、岩政の目測誤りから簡単に失点。その後は相手にボールキープされ続け何とかそのまま引分けにとどめた試合でした。

 そして大岩まで欠いたマリノス戦では連携等全てちぐはぐ、パスミス・トラップミスの連続。失点シーンこそ鹿島DF陣のミスでしたが、それ以上に中盤の差が出て完敗でした。マリノスには今シーズン二敗。セレッソに続く苦手チームになってしまったようで残念です。鹿島とマリノスではバイオリズムが見事に逆だから、よけい力の差が出てしまったように思います。鹿島はパスミス・トラップミスが多すぎて動き出しも悪い。疲れは相手も同じはずなのに鹿島はコンディションが皆悪かったです。惜しかったシュートは深井のバー直撃ボレーとアレックスの右からの角度のないところからのシュート。あれは決まってほしかったなあ・・・。

 振り返れば、昨シーズンまではこういう試合を結構してきていたし、セレーゾが監督の限り、今年もかと覚悟していたものの、序盤は思いのほか攻撃陣4名(アレックス・野沢・本山・小笠原)のコンビ・イマジネーションが良かったのか見ていて、楽しいサッカーをして結果もついてきていました。ただそれも組織的なものではなく、ボールのないところの動きなどの約束のなさから、こちらのコンディションが落ちてくると厳しいものになり、その後は善戦はするものの圧倒的な強さは見せないままここまで来てしまった感が強いです。


 本山の奮闘はよくわかっているつもりですが、彼は小笠原ではありません。小笠原と同じプレーをしようとしてもそれは無理。彼の特長を生かしてサイドアタック等に専念させたほうが良いと思うのですが(マリノス戦の後半右SBになった彼はサイドを突いて精度高いクロスをどんどんあげてました)。

 岩政は久保を意識して放り込まれるボールはヘッドでかなり跳ね返していたし、羽田は2失点目は痛恨のクリアミスでしたが、それまでは何とか頑張っていました。2失点の割にはCB陣2人は奮闘していたと思います。これが清水戦につながると良いのですが。

 青木は、またもやさまよえる選手に戻ってしまったようです。運動量の多さを生かせず、メンタル面の課題を抱えたまま今シーズン終ってしまっては、宝の持ち腐れとなってしまいます。何とか打開してほしい。増田・野沢・興梠ら若手達はまだまだ修羅場の経験がなさすぎるからか、プレーが淡白です。この苦しい状況を自力で克服していってこそ来年があるはず。

 この期に及んでまだ優勝のチャンスが残されているとは正直驚いてしまいますが、内容云々は来年への宿題として、今は可能性がある限り残り、2試合を連勝して結果を待つだけです。日本平では小笠原の出番はあるのでしょうか? 本人が出られると判断しているのなら、後半30分からで良いので出場してほしいと勝手ながら思うのは酷なことでしょうか?
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