上田栄治監督（湘南ベルマーレ）記者会見
2005Ｊリーグ　ディビジョン２　第34節　湘南ベルマーレvs.アビスパ福岡


試合を振り返って

　こんばんは。１−２という結果、途中までは我々の戦い方が上手く行っていただけに、後半、短い間に２点を取られたというのが非常に残念です。ただ、選手のパフォーマンス、内容的には悪くなかったと思いますし、いいところもありました。私は、この選手たちを信じて、もっと質を上げていけるように努力していきたいと思います。


去年、34節に監督に就任されてから、今日でちょうど１年がたったわけですが、ここまで、リーグ通算で１０勝という現実を、監督は同受け止められていらっしゃいますか。

　もちろん、もっと高いところに目標があったわけですから、そういう意味では不本意でありますし、私の責任は大きいと思っています。


今日の試合は、加藤望選手を左に配して、ゴーラン選手を右に持って行きましたけれど、加藤選手のほうに何か意図があったのか、ゴーラン選手の方に意図があったのか、その辺について教えていただけますか。

　その２人だけじゃなくて、佐藤悠介もそうですし、いい試合をしていたけれど、チャンスはあまり多く作れない、得点がなかったというところで、もう少し選手の特徴が出せるような、そういう風に考えて、今日の配置を試してみました。


交代カードを１枚しか切りませんでしたけれど。

　そうですね。他の選手のパフォーマンスは決して悪くないですし、そのままの戦いを続けて１点が返せるんじゃないか、そういう期待を私は持ちながら１枚にしました。


さきほど、選手の配置に関しての話がありましたが、今日のような形にして何か手応えはあったのでしょうか。

　ゴーランも右サイドから何度かチャンスが作れたし、私としては佐藤悠介からの展開というのを多くしたい、チャンスメイクを多くしたいということで、少し、リスクを犯してもいいから行ってもいいというふうに考えていました。ある程度、手応えはありました。今後については、まずは冷静にビデオを見て、客観的に反省してから考えたいと思います。


ディフェンダーが２人出場停止で編成に困ったと思いますが、今日のディフェンスについては、どういった評価でしょうか。

　代わって入った選手は良くやったと思っています。冨山も、戸田も、良くやったなと思います。

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