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 webnews 05/11/01 (火) <レポートに戻る>
柱谷幸一監督(京都パープルサンガ)記者会見
2005Jリーグ ディビジョン2 第38節 京都パープルサンガvs.アビスパ福岡


試合を振り返って

 結果も内容も、今日は完璧なゲームだったですね。守備も相手にほとんどいい仕事をさせなかったですし、攻撃も非常に良かったと思います。お互いに良く似たタイプのチームで、狙いとするサッカーも似ているところがあると思うんですけれど、今日のゲームに限っていえば、すべてのプレーでうちのほうが上回っていたなと思います。

 いつも、結果と内容とフェアプレーという話を選手たちにはしているんですけれど、フェアプレーの部分でもイエローカードを1枚ももらってないですし、特に、自陣でのファールは絶対にやらないようにしようと言っていました。相手は千代反田がセットプレーからかなりの得点を挙げているので、セットプレーになると上がってきますから、まずファールをしないで相手にFKのチャンスを与えないようにしようと。

 直接蹴るのも、古賀とか、山形とか、いいキッカーも揃っていますし、ファールをしない、相手にFKを与えないという今日の勝つためのコンセプトというものを、選手たちは非常に理解ができていてしっかりやれたんじゃないかなと思います。CKは2、3本ありましたけれど、そこでもいいマークに入れたんじゃないかなというふうに思います。今日は本当にパーフェクトなゲームだったと思います。


今日は控えのFWの2人が点を取りました。その点についてはいかがでしょうか。

 良かったですね、2人とも。最初に出た田原は難しいシュートを決めてくれましたし、前線での起点となるところとか、守備も良かったですね、今日は。戻って守備に入って何度か、それからホベルトに対してもプレッシャーをかけてくれましたし。最後にちょっと疲れた感じがありましたけれど、いけるところまで100%出そうということでやってくれたんじゃないかなと思います。

 松田も非常にいいゴールだったですね。彼の良さが出たんじゃないかと思います。あの時間帯で出ていって2点目とってくれたらチームは楽になりますね。2人とも非常にいいプレーをしてくれたんじないかなと思います。


90分間を通して、福岡の中盤の要であるホベルトに仕事をさせなかったと思うんですけれど、それに対しては特に支持を出したのでしょうか。

 90分を振り返ってみると、90分の中でお互いのボランチのボールの支配率というか、ボールタッチ数の多いときにはペースをつ掴めていた思うんですね。今日のゲームに関しては、ボランチのところでうちの方が優位性があったのかなと。ホベルトがボールに絡んで作っているときは向こうの時間帯も、かなりあったんじゃないかなと思います。そこをうちのボランチがプレッシャーをかけて、パウリーニョと田原が非常にあそこに対して圧力をかけてくれたことによって、彼らは自由にプレーが出来なかったんじゃないかなと思います。

 後半になってから向こうがトップ下みたいな形でグラウシオを下げたり、前に人数をかけてきたんで、それで、逆にうちの中盤のバランス力というものが発揮されたような感じだったですね。とにかく非常に守備が、ボランチのところと、それから2トップのパウリーニョと田原が、かなり入ってくれましたね。あれだけ入ってくれたら楽ですね。


いよいよ優勝に王手がかかりましたけれどね次の試合に向けてお願いします。

 間に木曜日に天皇杯が入ってくるんで、中4日でやれますから、そこはしっかりとリカバリーすれば今日のメンバーを中心に100%に近いコンディションでやれると思うので、しっかりといいトレーニングをしたいなと思います。ただ、その次が中2日で草津とアウェイでやらなければならないので、明日のサテライトリーグのゲームの状態を見て、次の草津戦というのは、少し疲れている選手はメンバーをフレッシュなところに変えなければいけないんじゃないかなと思っています。ただ、明日のサテライトの出来があまりよくなければ、無理してでも11人で草津戦をやったほうがいいという形になれば、そうなりますから、明日のサテライトリーグを見て、その後の草津戦を考えたいと思います。


今日は中盤で米田、斉藤の2人が前にボールを出すシーンが多かったように感じたんですが。

 そうですね。最初にうちが点を取るくらいまでは、ボランチがあまり前に出てこないでCBのスペースを消すようなポジションだったんですけれど、うちが点を取ってから、かなり前に、斉藤と米田のところにプレッシャーをかけてきて、でも、かけてくれば、うちの2トップのところにボールが入れやすくなるので、そこの使い分けが非常に上手くいきましたね。引かれているときに突っ込んでもセカンドボールは取れないですし、中盤で相手のボランチに取られますし、相手を引っ張り出せば2トップをうまく使えるんで、その使い分けが、すごく良かったですね。


今日はJ1を見据えた戦いとおっしゃっていたんですが、今日のようなゲームだとJ1でやれる手ごたえがあったんじゃないでしょうか。

 そうですね。前線の選手も含めて守備の意識が非常に高かったですし、隙のないゲームというのがやれたんじゃないかなと思います。もちろん来年の準備というのは、毎年この時期、1ヶ月ほど前からリストアップとかやりながら見ていますけれど、今日のゲームのような状態が続いていけば、そういうスカウティングが無駄になる、うれしいことですけれども、そうなる可能性もありますね。まあ、残りゲームでじっくりと見ていきたいと思います。


監督の続投の方は決まったのでしょうか。

いや、それはまだ話をしていないので、まだ決まっていないです。


松田浩監督(アビスパ福岡)記者会見
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