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 webnews 04/11/25 (木) <レポートに戻る>
松田浩監督(アビスパ福岡)記者会見
2004Jリーグ ディビジョン2 第42節 湘南ベルマーレvs.アビスパ福岡


試合を振り返って

 非常に大きな勝ち点3を取ったなというのが一番率直な感想です。ピッチコンディションが非常に難しい状況だったんで、パスを細かくつないでいく我々の本来のサッカーは、ちょっと難しくなっていました。大雨の日だとか、こういうコンディションの時には0−0というのはよくあると思うんですが、我々は勝たなければいけないという状況で、非常に厳しい状況でした。ただ、そんなことは言っていられないので、とにかく1点、何とかして後半取ろうということで、基本的には裏のスペースへ、どんどん、どんどん走ることで打開しようということでやりました。最終的には少しパワープレーのようなところからホベルトがよく決めてくれて、本当に大きな1勝を得たなというのが実感です。


まさに劇的な勝利だったわけですが、勝因を上げるとしたら、どういったことになるのでしょうか。

 やはり選手の執念というか。湘南さんも天皇杯で新潟を下して、新体制になって勝利を挙げていいムードですし、新しいことに対してフレッシュに取り組んでいるというところで、モチベーションは低くはなかったと思うんですね。ただし、我々はそれ以上に求めるものというのは大きいんだということで、その必死さとかいうか、この試合に賭ける気持ちだとかいうところで。もちろん、戦い方とか戦術もありますけれど、そういう部分を前面に打ち出して勝ち点3を取りに行こうと試合前から言っていたんで、その部分で最終的には運を勝ち取ったかなと思います。


残り2試合、ベンチワークもかなり重要になってくると思うんですが、今日の1人目、エジウソンに代えて太田を投入しましたが、その意図を教えてください。

 そうですね、ここ何試合も、そういう形で試合を進めているんですけども、今日のピッチは彼が引いてボールを受けて、あの中央のエリアですよね、かなりグラウンド状態が悪かったし、ターンも難しい状況だったし、そこで少しドリブルを入れるという彼のプレーというのは行きにくいというか、リスクも大きいということでした。あのタイミングで代える予定ではなかったんですけれど、後半に入って、細かいことが難しくなって向こうに速攻を喰らうような形が何本かあって、なんとなくムードが嫌な感じになったのもあって、予定よりは早いけれど人を代えることで嫌なムードを払拭したいなと。

 それと、ここのところ、こういう形で勝ちパターンにもっていっているんで、心理的な面も狙ったところはあります。あとは、外からの大きいボールというのが太田なら確実に勝てる相手だなといところもありました。その辺りでひとつの打開策として入れたというのが理由です。


今日のゲームでは、エジウソンを入れてからアレックスの上がりが全くなくなって、ひとつの攻撃パターンがなくなってしまったんじゃないかという印象も受けましたが。

特には感じませんでした。


残り2試合で山形を捕らえて3位ということになりました。今までは追いかける立場だったんですが、気持ちが変わってくると思うのですが、それについていかがですか。

 結果的にそういうことになりましたけれど、いずれにしても我々は残り試合を全部勝たないことには、そして最後に山形とやってひっくり返すということしかないと思ってやってきました。その取り組み方、目の前の試合にひとつずつ取り組んでいくということが、これだけの結果を生んできたわけですから、全く変えることなく行きたいと思います。今日は、こういう厳しい試合を我慢して取ったわけですが、せっかく取ったものだし、やり方を変えたりして、みすみすこのチャンスを逃すということは絶対避けなければいけないことですし、まあ選手が一番、そういうことはしないとい気持ちでいると思うんですけれどね。

 いずれにしても、ここまでずっと、彼らが本当に上がりたいという気持ちを持って、やってくれていることが結果に結びついています。それに、まだ自分たちが追われる立場とも思っていないですし。とにかく後2試合、まずは次の鳥栖戦だし、それで最後の山形戦だし、もう1試合、1試合を相手とかは関係なしに、とにかく来た試合を勝つという入り方というか、試合への取り組み方で乗り切っていきたいと思います。


上田栄治監督(湘南ベルマーレ)記者会見
ホベルト選手(アビスパ福岡)試合後のコメント
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