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 頑張れ!女子サッカー 04/07/17 (土) <レポートに戻る>
日本女子代表インタビュー:1対1をきっちりしたい
川上直子選手共同インタビュー(7月13日・御殿場合宿にて)


 日本の右サイドといえば、この人、川上直子。最終ラインから前線まで、表情一つ変えずにフルスピードで上下動を繰り返すパワーは誰にもまねは出来ない。所属チームのTASAKIではボランチを務めるが、代表では右サイドに働き場所を変え、チームの勝利のために攻守にわたって献身的に動き回る。澤穂希とともに代表チームを牽引する日本代表の顔だ。「1対1をきっちりしたい」。目指すは「打倒スウェーデン」だ。


・オリンピックまであと1ヶ月になりましたが。

 カレンダーを見ると「1ヶ月だ」と思いますけれども、まだL・リーグをやっていて、100パーセント代表の方だけに集中できる状態ではないですね。


・そのリーグ戦では先日の試合(さいたまレイナスFC戦で逆転負け)で結果が出なかった。

 別にそんなにコンディションが悪いというわけではないんですが、この間の試合に関しては、いいように(勝ち運が)転がらなかったということですね。


・この後、代表のチームメイトとの対戦が続きますが。

 うーん、はっきり言って嫌ですよね。これから一緒に戦うというメンバーと(戦うというのは)。お互い、怪我するのも嫌ですし。やっぱり、負けたほうというのは、ちょっとモチベーションじゃないですけれど、気分的に落ち込むので。


・引きずる?

 引きずりはしませんけれど、やっぱり負けたらつらいですよね。ぜひ、勝つほうでいたいと思いますけれど。


・よりによってオリンピック中断前の、最後の相手がベレーザなんですけれど。

 そうなんですよね。でもそこで勝てれば、凄い充実した状態で代表の方に乗り換えられると思うんで、このあと2試合はチームのほうで凄い集中したいですね。


・L・リーグが日中に行なわれるというのは、暑いアテネのことだけを考えるとプラスですか?

 アテネの夕方が日本の昼間と同じくらいなのかどうかも分かりません。まあ、ナイターでずっとやった後にアテネでやるよりも、今はちょっとしんどいですけれども、昼間にやっているのは「悪くはないのかな」という感じです。


・磯崎さんにも同じ質問をしたんですが、スウェーデンの2トップは北朝鮮の2トップとは少しタイプが違います。このあたりは?

 強引にでも前を向いてくるというのがあるんで、ひとつはまずファールをせずにどうやって止めるかということですね。それと「なるべく1対1にならないように」と思います。


・向こうの2トップはスピードが売り物ですけれども、川上さんもその点では自信がありますか?

 私の方に流れてくることもあると思うんですけれども。まあ、とりあえず、シュートを枠に行かせなければ、とは思います。


・センターバックのカバーリングにも意識を割かなければいけません。

 私もカバーしてもらうし。磯崎とかが前に行けば、私もカバーしますし。そのあたりはチームとしての戦いという感じですね。


・攻守の意識はどのくらいでしょうか?

 ディフェンスラインにいるので6分くらいがディフェンス。前は酒井が絞ってボランチに入るので、攻撃になったら空いているので。それとやっぱり、1対1をきっちりしたいですね。


上田栄治監督記者会見(7月13日・火)
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